Since February 19th, 1996
Profile
室井 尚(むろい ひさし)
1955年3月24日、山形市生まれ。
少年時代は茨城県日立市、水戸市で暮らし、その後大学時代には京都、大阪で過ごす。1992年以降、横浜市在住。
日立市立会瀬小学校
茨城大学教育学部附属中学校
茨城県立水戸第一高等学校
京都大学文学部
京都大学大学院文学研究科修士課程
同大学院博士後期課程修了。
職歴:京都芸術短期大学、神戸学院女子短期大学、大阪芸術大学などの非常勤講師、帝塚山学院大学専任講師を経て、92年から横浜国立大学助教授、2004年から教授
専攻:情報文化論、哲学、美学、記号論、メディア美学、芸術批評等
現職:横浜国立大学大学院・都市イノベーション研究院教授/教育人間科学部人間文化課程、大学院・都市イノベーション学府担当
日本記号学会理事、美学会委員、国際記号学会理事
著書:
1985: 『文学理論のポリティーク-ポスト構造主義の戦略』、勁草書房
1988a: 『ポストアート論』、書肆風の薔薇+白馬書房
1988b: 『メディアの戦争機械』、新曜社
1991: 『情報宇宙論』、岩波書店
1993: 『情報と生命-脳・コンピュータ・宇宙』、新曜社(吉岡洋と共著)
2000: 『哲学問題としてのテクノロジー--ダイダロスの迷宮と翼』、講談社選書メチエ
2005: 『巨大バッタの奇蹟』、アートン新社
2009: 『タバコ狩り』、ちくま新書
共著書:
1989a:『芸術学ハンドブック』pp.272-275 (勁草書房)
1989b:『パソコン・ブックガイド』pp.118-234 (翔泳社)
1990a:『芸術の理論と歴史』共著pp.129-137 (思文閣)
1990b:『パソコンを思想する』共著pp.130-144 (翔泳社)
1990c:『PDS白書』共著pp.130-138 (翔泳社)
1992a:『マッキントッシュDTP工房』共著(翔泳社)
1992b:『ポップ・コミュニケーション全書』pp.278-297(パルコ出版)
1992c:『情報文化問題集』共著(NTT出版)
1993a:『言語哲学の地平――丸山圭三郎の世界』pp.135-142(夏目書房)
1994: 芸術学フォーラム2『芸術学の射程』共著 PP129-141(勁草書房)
1997a:『感性論』共著(岩城見一編)「文化とテクノロジー」 PP72-94 (晃洋書房)
1997b:『電縁交響主義』共著(ネットワークコミュニティ研究会編)pp168-199,pp272-297
1997c: 芸術学フォーラム7『 文芸・演劇の諸相』「テクストとしての作品」pp.32-42(勁草書房)
1998:『情報文化の学校』共著松岡正剛監修 「物語とマルチメディアの話」pp.316-331 (NTT出版)
2000:『情報社会と次世代ライフスタイル』共著。(電通出版)
2002:『記号論の逆襲』(山口昌男と共編著、東海大学出版会)
翻訳書:
リチャード・ローティ『哲学の脱構築-プラグマティズムの帰結』、御茶の水書房(共訳)
ハル・フォスター編『反美学』、勁草書房(共訳)
マーク・ポスター『情報様式論』、岩波書店(共訳)
ビクター・バーギン『現代芸術の迷路』、勁草書房(共訳)
その他:
2001年「横浜トリエンナーレ2001」に椿昇と共に「インセクト・ワールド」出品
Hisashi MUROI
Born in Yamagata, Japan: 24 Mar. 1955
Specialty: Media theory, Informatic Theory of Art, Cultural Studies and Art Criticism etc.
A member of board of Japanese Association of Semiotic Studies(JASS), A member of board of Japanese Association of Aesthetics, A member of executive committee of International Association of Semiotic Studies(IASS).
Working at Faculty of Education and Human Sciences, Yokohama National University,JAPAN (Professor)
Books
1985:"Bungaku-riron no Poritikku "( Politics of Literary Theories ), Keiso-Shobo, Tokyo
1988a: "PostArt Ron"(On Post-Art), Hakuba-Shobo, Tokyo
1988b: "Media no Senso-Kikai"(The War-Machine of Media), Shinyosha, Tokyo
1991: "Johou Uchu Ron"(On Informatic Universe), Iwanami-shoten, Tokyo
1993: "Johou to Seimei" (Information and Life - Brain, Computer and Universe), Shinyosha, Tokyo (collaboration with Hiroshi Yoshioka)
2000: "Tetsugaku mondai to siteno Technology"(Technology as a philosophical question), Kohdansha, Tokyo
2005: "Kyodai-Batta no Kiseki"(A Miracle of Giant Grasshopper), Artone, Tokyo
Works of Translation into Japanese:
Richard Rorty, "The Consequences of Pragmatism"
Hal Foster(ed.), "The Anti-Aesthetic"
Mark Poster, "The Mode of Information"
Victor Burgin, "The End of Art Theory"
Long postscrits on W.Flusser's "For a philosophy of photograph"